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文字でお腹が膨れる世界
とりあえず世界中に文字が溢れかえるけど食料難は簡単に回避される 誰でも簡単に文字を書けるから しかし、それが文字として認識されないと食物としての文字にはならない そんな世界なので美しい文字ほど美味 よって美しい字を書ける人ほど良い待遇を受ける 一見、美しさに欠けても味のある字が奇跡的な美味を出す事も珍味 大味な字は豪快な味 字体が味の傾向を決める 書かれる言葉によっても味の甘い辛い苦い酸っぱい渋い塩っぱいが変わる 文字は食材 書き方が調理法 |
![]() 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか 壬生忠見(みぶのただみ) |
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再録二篇from MERMAID様
※シリトリポエムとは前の人の残した詩の中からワンフレーズを選び出し、それを含んだ新しい詩を練るというコンテンツです。 ※※今回はヴァンデが以前、ユイ様運営のHP・MERMAIDに投稿した物を載せました。 |
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地下に延びる螺旋階段。
薄暗く心許ない証明が僕の行く先を照らす。 辿り着いた先は『本屋』だった。 『タイトル』 「正直、よく覚えてないんだ。でも確かに僕はそこで本を買った…」 「ホラ。手元にあるからね?」 僕は自分の部屋に持ちかえって気付いた。 ―中身がことごとく『白紙』の本のことを。 そして。 捨てようとしていた―その本を包(くる)んでいた―『ブックカバー』の裏に地図のようなものが記されていたことを。 覚え書き 不思議な本とブックカバー裏の地図。不思議な本屋のあった場所には何も無く。好奇心に後押しされた少年の冒険は始まる。 地図の示した場所には何があるのか。白紙の本の使い道は何なのか。 |
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─1─
「夢くらい見させてくれたって良いじゃないか!!?」 男・少年中高生? 「それは駄目…。いつまでもその夢の中でまどろんで(漢字変換)いられない。」 女・年上?同年代? 「居心地の良い夢かも知れないけど、闇に囚われたまま…」 同上 「そんなの解らないよ!!!」 同男 ─2─ 「どうして私(アタシ?)が戦わなくちゃいけないの!? どうして私を選んだの!!? ……そんなの勝手だよ… 私に戦うチカラなんて…無い」 女・少女中高生? 誰にも望まれず、誰にも祝福されず、誰にも感謝されず。 孤独な闘いを…。 「一緒にしないで。即席で契約したようなアンタとは格が違うんだから。私は、私が生まれるずっと前から望まれていたのよ?お父様もお母様も、何代も前からずっと!」 女・同世代 例え、それが一族に科せられた呪いだとしても。 例え、それが一身に科せられた重過ぎる枷だったとしても。 決別する二人の戦士。見つけたと思った初めての仲間は、その想いを別にした…。同じ結末を望むのに、二人は孤独な道を征く。 |
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